~スタッドレスタイヤの慣らし運転~

いや~、札幌はまだ春のように乾燥路面で走りやすいですね―!!
 
そこで、今回はスタッドレスのマメ知識として覚えておいてほしい
【スタッドレスタイヤ慣らし運転】についてお話します。
 
「すり減ったタイヤよりは、すり減っていないタイヤのほうがいい・・」
 
多くの人はそう思っていると思いますが、必ずしもそうとは限りません。
 
実は、スタッドレスタイヤは、おろしたてのまっさらな状態よりも、
少しすり減っていたほうが、スタッドレスタイヤの持つ性能がアップするのです。
 
その理由は「皮」にあります。
 
「皮」とは、生タイヤを加硫して成型し、金型から抜いた際にタイヤの表面に生じる
薄いゴムの皮膜のことで、スタッドレスタイヤの「吸水」「密着」「ひっかき」性能は、
この皮がむけることで本来の性能を発揮するのです。
 
スタッドレス性能をフルに発揮させるための「皮むき」には、特別な道具は
必要ありません。
 
表面の「皮」は通常の走行で徐々になくなっていきます。走行距離の目安は、
ドライ路面で約100km。
 
高速道路のような平滑な路面では、「皮」をむくための走行距離は長くなり、
約200kmが目安となります。
 

我々タイヤ業界人はこの状態を「一皮むけた状態・・」と言います。
 
≪まっさらな新品状態≫
151127Studless03_640
 
 
≪100km慣らし運転後の状態≫
151127Studless02_640
 
 
もちろん、慣らし運転をしていない新品のタイヤでも強力な効き目を発揮する
“ファーストエッジ加工”が施された商品や、さらにその加工をタイヤ表面の縦・横・斜め360゜全方向に採り入れることで、
あらゆる方向へすぐれたエッヂを効かせる商品などもあります。
 
それでも、皮むきしたタイヤのほうが断然効き目はアップするんです。
 
「まだ雪は降っていないから、大丈夫…」と思っている方や、これから新しいスタッドレスタイヤを購入する方は、
冬の雪道走行に備えて、ぜひ雪が降る前にタイヤを装着して「皮むき」走行をしておきましょう。
 
そのひと手間が、冬の安全運転をサポートしてくれますよ。

2018-12-04更新

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